衛生対策について、よくある質問とその回答
以下のQ&Aでは、空港と機内における衛生対策について、最も重要な質問と回答をご案内しています。
空港での衛生対策
ルフトハンザでのご旅行中は、搭乗時から機内、降機時に至るまで終始、医療用保護マスク着用の義務がございます。ドイツ発着便では、機内ご滞在中ずっと、乗務員と同様にお客様にマスクを着用していただく必要があります。
フェイスシールド、排気弁付きマスク、スカーフやバンダナなど日常使用の布マスクは機内では認められません。布製のFFP2マスクも同様に認められません。なお、国別の規制や目的地の要件により異なる場合があります。
空港では衛生面に配慮した対策が取られています。なお、空港でも店舗や移動手段において、医療用マスクの着用が義務付けられる場合もありますのでご注意ください。現在、一部の空港ではターミナル全域にて、医療用マスクの着用が義務付けられています。各連邦州の規則を遵守してください。
それぞれの場所で、現地の指示とガイドラインに従ってください。また、空港のレストランやショップはまだ閉鎖されている可能性があることにご注意ください。常に、十分な数のマスクを持参していただくことをお勧めします。なお、旅行中にマスクの予備が必要な場合など、各空港のウェブサイトでマスクと消毒剤を購入できる場所をご確認ください。
この規定で定められているマスクは、日常の医療行為で使用される医療用マスクのことであり、サージカルマスクとも呼ばれます。それらは医療製品であり、第三者の保護のために開発されたものです。
また、FFP2、FFP3、KN95、N95規格に準拠したマスク(排気弁なしのもの、布製は不可)も認められています。これらの粒子フィルター ハーフマスク(FFPマスク;英語で「フィルターフェイスピース」)は、マスクの着用者を液滴やエアロゾルから保護し、他の人と自分自身を保護するのに役立ちます。
健康上の理由により、マスク着用義務の例外が認められる場合があります。現在(48時間以内)のPCR検査結果が陰性で、ルフトハンザ グループ所定のフォームによる医師の診断書がある場合のみ例外として受け付けられます。その場合は、ご搭乗前にご連絡ください。
いいえ。マスク着用義務が引き続き適用される場所では、ワクチン接種済みの方もマスクをつけなければなりません。
はい。本人確認のために必要な場合は、マスクを外していただく場合がございます。
お客様の健康は、私どもにとってとても重要です。そのため、今でもマスクの着用が引き続き推奨されています。当社では、医療用マスクFFP2、KN95、N95(排気弁なし)、またはサージカルマスクの着用をお勧めしています。
チェックイン カウンターやチケットカウンターなど、お客様とルフトハンザのスタッフが直接接触する場所では、健康保護のために透明アクリル板が設置されています。また、手指消毒剤の入ったディスペンサーも多数用意されています。頻繁に触れられる表面については、定期的かつ頻繁に洗浄と消毒が行われています。
ルフトハンザのハブ空港であるフランクフルトとミュンヘンでは、スマートフォンを使った自動チェックイン機での搭乗手続きや「Fast Bag Drop(手荷物自動預かり機)」による手荷物のお預け入れなど、人とまったく接触せずに手続きを済ませることができます。
チェックイン カウンターやチケットカウンターなど、お客様とルフトハンザのスタッフが直接接触する場所では、健康保護のために透明アクリル板が設置されています。透明アクリル板による保護が保証されていない場所、または最低1.5メートルの対人距離が取れない場所では、ルフトハンザのスタッフは医療用マスクの着用を義務付けられています。
また、手指消毒剤の入ったディスペンサーも多数用意されています。頻繁に触れられる表面については、定期的に洗浄と消毒が行われています。手指消毒や定期的な手洗いがされているところでは、手袋の着用は必要ありません。
機内での衛生対策
はい。機内のすべてのお客様と乗務員に医療用保護マスクの着用義務がございます。2021年2月1日以降、ドイツ発着の全フライトを対象に、
- 搭乗時と
- 機内ならびに
- 降機時には、
マスクの着用が義務付けられており、FFP2、FFP3、KN95、N95規格に準拠した排気弁なしのマスク(布製は不可)またはサージカルマスクのみ認められています。なお、国別の規制や目的地の要件により異なる場合があります。
原則として6歳未満のお子様のみ、この規定の対象外となります。 また、医療上の理由により、マスク着用義務が免除される場合もあります。
米国発着便では、2歳以上の子供を含むすべての乗客に、マスク着用の義務があります。
なお、マスク着用義務の免除は、認可されたPCR検査結果が陰性(旅行開始前48時間以内のもの)であることに加え、ルフトハンザ グループ指定のフォームに記載された医師の診断書がある場合のみ受け付けられます。
これに関してご質問がある場合には、ルフトハンザのサービスセンターまでご連絡ください。
いいえ、すでにワクチン接種済みの方もマスク着用の義務があります。
ワクチンを接種することで、感染を拡げるリスクは大幅に減らすことができます。とはいっても、ワクチン接種をした人でも、感染してウイルスを媒介する可能性はあります。マスクを着用することで、他人に感染させるリスクを最小限に抑えることができます。
残念ながら、世界ではまだワクチンを接種する機会のない人々が多くいるため、これらの人々はワクチンを接種した人よりもはるかにウイルスに感染しやすい状態にあります。ルフトハンザは、グローバルな航空会社として世界中の人々を繋いでいます。私どもでは、まだワクチンの接種をしていない方々にも、可能な限りの感染予防策を提供する義務があると考えております。
機内では、引き続き上記にあるようにマスク着用義務があります。それは、他の人にウイルスをうつしてしまう危険性があるからです。マスク着用ができないお客様の場合、この残存リスクを少しでも減らしたいと考えております。抗原検査は信頼性が低いため、PCR検査を基準としています。
2021年2月1日より、ドイツ発着の全フライトを対象に、搭乗時と機内、ならびに降機時には、FFP2、FFP3、KN95、N95規格に準拠した排気弁なしのマスク(布製は不可)またはサージカルマスクのみの着用が許可されています。
フェイスシールド、スカーフやバンダナなどの日常使用の布製マスクは機内でもラウンジでも認められません。
なお、国別の規制や目的地の要件により異なる場合があります。
機内圧が低下した場合は酸素マスクを使用しなければなりません。その際はマスクを外す必要があります。必要に応じて、客室乗務員がお知らせいたします。
はい、手指の消毒液をお持ち込みいただくことはできます。ただし、機内持ち込み手荷物に液体物を入れて旅行する際の規則にご注意ください。
一般的には、飛行中にウイルスに感染するリスクは非常に低いとされています。ルフトハンザ グループ航空会社の航空機には、客室内の空気を清浄するエアフィルターが設置されています。再循環した空気はすべてフィルターを通り、機内の空気中のほこりや細菌、ウイルスなどの汚染物質が除去されます。これは機内の空気の約40%にあたり、残りは航空機の外から入る新鮮な空気です。航空機内でろ過された空気は、手術室における空気の品質基準を満たしています。
この特別フィルターのおかげで、客室内の空気は地上で人間が吸い込む空気よりも清潔なものとなっています。これに加え、航空機内の空気は上から下へと流れます。水平方向の流れ、つまり航空機の左右や前後に流れる空気はありません。
このような質の高い空気と機内の空気の流れにより、マスク着用義務と組み合わせることで、現在の状況下での感染予防効果が高まります。ルフトハンザでのご旅行中は、終始、医療用保護マスク着用の義務がございます。フェイスシールドや排気弁付きマスクのほか、スカーフやバンダナなど日常使用の布マスクは機内でもラウンジでも認められません。
また、ルフトハンザの客室は、フライト前およびフライト後に入念な清掃が行われています。客室清掃はいっそう強化され、頻繁に行われています。特にテーブル、アームレスト、シートベルト、トイレ、ドアノブの消毒に重点が置かれています。
現在の新型コロナウイルスに関わらず、乗客に感染症の疑いがあると客室乗務員が判断した場合、機内では明確な手順があります。この手順には、次のような措置が含まれます:
- 機内での座席移動による乗客の隔離、
- 消毒剤の使用、
- 乗務員の個人用保護具の使用、
- 目的地当局への情報の即時報告など。
ルフトハンザでは、新型コロナウイルス感染が確認されたお客様や、隔離期間中のお客様のご搭乗をお断りしております。原則として、症状のあるお客様からはご出発前にご連絡をいただくことになっています。また、ルフトハンザのスタッフが症状のあるお客様のご搭乗をお断りするようにしております。
フライト中、お客様に感染症の兆候が見られた場合は、操縦室のスタッフがルフトハンザ メディカルオペレーションセンターに連絡し、担当の保健当局に届け出を行います。特に、発熱の有無にかかわらず咳や息切れなどの症状がある場合や、新型コロナウイルス感染が認められた方と濃厚接触された場合には、感染の疑いに十分な根拠があります。このようなケースが発生した場合は、適切で明確な手順を用意しております。これには、感染されたお客様を機内で可能な限り離れた場所に隔離することや、乗務員による個人用保護具の使用などが含まれます。
着陸後のさらなる措置については、保健当局または該当の空港メディカルサービスが決定します。
フライト後に新型コロナウイルス(Covid-19)への感染の疑いがある場合や、他のお客様のウイルス感染が確認された場合は、管轄の保健所からルフトハンザに連絡があります。感染防止法に基づき、ルフトハンザは、該当するフライトの乗客および乗務員の連絡先を保健所の担当者に伝える義務を負っています。どのような措置を取るかについては、担当の医師が決定します。ヨーロッパではRAGIDAと呼ばれるガイドラインがあり、それに沿った措置が定められています。該当するフライトの乗務員にも通知され、ルフトハンザの産業保健サービスも関わります。それ以降の手続きは共同で決定されます。その他の感染症についても、該当する病気にかかっていることがフライト後に判明した場合には、同様の手続きが行われます。
いいえ、これは保健当局によって行われるものであり、それ以外は法律違反となります。
このような特別な状況下においても、ルフトハンザならびにジョイントベンチャーのパートナーでは、お客様に機内で快適に安心してお過ごしいただくことを重要視しております。
お客様に安心してお乗り継ぎ便をご利用いただけるよう、該当のパートナー会社での対策、ならびに接続便やお乗り継ぎ空港でご注意いただく内容についてはこちらをご覧ください。