危険物
安全のため適切な梱包を

機内の安全を確保するため、受託手荷物または機内持ち込み手荷物としての持ち込みが禁止されている物品があります。そのため、ご出発前に正しい情報を得て、適切に梱包していただくことが重要です。ここでは、どのような危険品をどの手荷物で輸送することが許可されているか、その概要をご案内しています。さらにこちらでは、 物品がどのような条件を満たしていなければならないか、ご説明しています。
Apple MacBooksのお持ち込みに関するご案内
Apple社は、バッテリー障害のために、特定の旧モデルのMacBook Proをリコールしました。これは、2015年から2017年の間に販売された15インチのモデルです。これらは、メーカーが無料で提供するバッテリー交換をせずに航空機に搭載することはできません。これに関連して、ルフトハンザは、2017年2月から施行されている欧州航空安全局(EASA)の安全指示に従っています。ここでは、欠陥またはリコールされたリチウム電池の輸送が禁止されています。ルフトハンザの客室乗務員は、リチウム電池の扱いに関して特別な訓練を受けています。
(機内持ち込み手荷物としても受託手荷物としても禁止)
安全上の理由から以下の物品は輸送が禁じられています:
- 酸やアルカリ/塩基、 湿電池などの腐食性物質
- 刺激性ガスや自衛用スプレーなど、ガスの入った容器
- 可燃性液体の入った容器、例えばライター燃料、ペンキ、ニス、洗浄剤
- ガソリンを燃料とする機器や微量でも、テスト目的などで既にガソリンが入っている器具
- キャンプ用コンロ、ガスの入った容器、充填されたスキューバタンク
- 爆薬、花火、火炎物
- 電気ショックを利用したスタンガンなどの武器
- 毒性や感染性のある物質、例えば 水銀、バクテリア、ウィルス・バクテリア培養物
- 発熱体
- 酸素発生装置、液体酸素
- 可燃性物質 (マッチなど)
- バッテリーで動作する移動器具:Eスクーター、ホバーボード、ミニ・セグウェイ、ソロウィール、電動自転車など。この規定はバッテリー容量に関係なく適用されます。
- 漂白剤や 過酸化物などの酸化物
- 水に触れると可燃性ガスを発生する物質
- リチウム電池または発火装置を備えたセキュリティバッグまたはブリーフケース
- 放射性物質や品物
- 強い磁気性の物質
- 2.5 kgを超えるドライアイス
ご注意: リチウム電池を動力源とする車椅子やその他の移動補助機器は禁止の対象にはなりません。
輸送が禁止されている危険物のリスト(EU規制2015/1998 に準拠)はこちらです。
危険物のリストとその持ち込みに関する利用規定
機内持ち込み手荷物してのみ許可されているもの:
重要なご案内: インドなど一部の国では、電子タバコの機内持ち込みが禁止されています。
ご注意:パワーバンクなど動力源として使用される機器は予備の電池とみなされるため受託手荷物としては輸送が禁じられています。 なお、機内での充電は禁止されています。
リチウム電池に関する詳細については以下をご覧ください:
リチウム電池と危険物についての情報は欧州航空安全機関(EASA)のご案内ビデオでもご覧いただけます。
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ご注意:
-機内持ち込み手荷物についての液体の制限は、受託手荷物においても同様の扱いとなります。
- 機内持ち込み手荷物としては禁止されていても、受託手荷物としては許可されている物品もあります。客室へ持ち込めない物品は、機内持ち込み手荷物から出していただきます。
2018年6月30日以降の米国行きフライトに適用される新しい保安規定
米国運輸保安局(TSA)は、2018年6月30日より米国行きの便における保安規定を変更しました。これまでの液体類(1つの容器につき100 ml 、合計1リットルまで)の制限に加え、持ち込み禁止品目リストには、粉末または粉末状の物質が加わりました。基本的に、350 mlを超える粉末および粉末状の物質を機内持ち込み手荷物としてお持ちになることはできません。また、粉末および粉末状の物質が350 ml以下であっても、例えば内容物について疑問がある場合などは機内持ち込み手荷物として認められません。そのためルフトハンザでは、米国行きのすべての旅客の皆様に対し、粉末および粉末状の物質は一切持ち込まないようにするか、もしくは受託手荷物に入れてお預けになることをお勧めします。