ルフトハンザの機内持ち込み手荷物規定

お客様の搭乗クラスに応じた機内持ち込み手荷物の個数制限や、機内持ち込みとしてお持ちいただく必要のあるもの、機内持ち込み手荷物を客室内に省スペースで収納する方法について、以下に詳しく説明しています。
お客様のフライトの無料受託手荷物許容量、ならびに機内持ち込み手荷物の許容サイズと重量は、手荷物許容量の計算ツールでもご確認いただけます。路線、搭乗クラス、運賃に応じてご案内しています。
機内持ち込み手荷物についての注意事項
手荷物検査場での長い待ち時間を避けるため、機内持ち込み手荷物は必要最低限に減らしていただくようお願いします。
少ない機内持ち込み手荷物で快適に
機内持ち込み手荷物の規定を準拠していただくことは、スムーズなご搭乗、機内でより多くの収納スペースの確保、そして定時出発のために必要なことです。そのため、出発空港にて許容寸法、数量、および重量に対して機内持ち込み手荷物を確認しています。
ルフトハンザでは搭乗の際に機内持ち込み手荷物規定がきちんと守られていることを確認します。寸法または重量オーバーの機内持ち込み手荷物は、ゲートでお預かりし有料で貨物室に積み込みます。ゲートでの預り料金は、チェックイン時の料金よりもかなり高くなり、クレジットカードのみの決済となります。
非常に込み合うフライトの場合、規定に準拠した機内持ち込み手荷物であっても受託手荷物として預ける必要のある場合があります。
これらのケースでは、貴重品や医薬品などの身の回り品は必ず機内にお持ちください。電池または充電式バッテリーを含む携帯電話やタブレット、モバイルバッテリー、電子タバコなどの機器も、受託手荷物に入れることはできません。
機内持ち込み手荷物として、キャスター付きのバッグ、コンパクトな折りたたみ式のベビーバギー、折りたたみ式のガーメントバッグなどの手荷物を1個、またはビジネスクラスやファーストクラスの場合、2個の手荷物をお持ちいただけます。HON Circle会員、セネター会員、フリークエント トラベラー会員、スターアライアンスゴールド会員またはシルバー会員のお客様の機内持ち込み手荷物の許容量は、ご搭乗クラスに応じて規定されています。
- 機内持ち込み手荷物の寸法:最大55 x 40 x 23cm
- 折りたたみ式ガーメントバッグの寸法:最大57 x 54 x 15cm
ご利用の区間、搭乗クラス、運賃をもとに、お客様の無料手荷物許容量を簡単に手荷物計算ツールでご確認いただけます。また、機内持ち込み手荷物の許容サイズと重量もご案内しています。

機内持ち込み手荷物1個、8kgまで

機内持ち込み手荷物1個、8kgまで

機内持ち込み手荷物2個、各8kgまで

機内持ち込み手荷物2個、各8kgまで

小さなバッグ類(ハンドバッグ、ラップトップ用バッグなど最大 x=30cm y=40cm z=10cm)1個。

お子様1人につき、ベビーコット、チャイルドシートまたは折りたたみ式ベビーカー*のいずれか1つ。

車椅子や整形外科用補助具などの移動用補助具。
* 折り畳み式バギーは、外見上ベビーカーに見えない状態にして適切に梱包されていれば、機内持ち込み手荷物の許容範囲内でお持ち込みいただけます。
機内持ち込み手荷物としての楽器の輸送には、特別な規定が適用されます。
ルフトハンザ リージョナルの一部のフライト、または国固有の規定が適用されるフライト(イタリア、インド、米国発のフライト)では、ファーストクラスおよびビジネスクラスのお客様であっても、2つめの機内持ち込み手荷物を預ける必要があります。
ルフトハンザ リージョナルのほぼすべてのフライトでは、お客様の機内持ち込み手荷物は搭乗までお持ちいただけ、降機の際に再びタラップでお受け取りいただけます。
ルフトハンザでは、大きめの機内持ち込み手荷物を無料受託手荷物許容量の範囲内で、貨物室にて輸送します。数、サイズ、重量のいずれかが無料受託手荷物許容量を超えた場合、次の超過手荷物の一律料金が適用されます。手荷物計算ツールで、ご利用フライトにおける無料手荷物許容量ならびに追加手荷物の場合の料金とサイズをご確認いただけます。
機内持ち込み手荷物を後から預け入れることになった場合は、貨物室での輸送が禁止されている物品をすべて手荷物からお出しください。
個人的な書類、医薬品、貴重品、携帯電話、ラップトップも必ず機内持ち込み手荷物にお入れください。
受託手荷物または機内持ち込み手荷物の中に、特定の物を入れて運ぶことは法律により禁じられています。
以下の規則は、EU圏内のフライトおよびEU発の乗り継ぎ便(ドイツ国内線を含む)の機内持ち込み手荷物の液体の持ち込みに適用されます。
- 液体やゲル状物質の入った容器は、100mlまでとします(最大容量が容器に印刷されている必要があります)。
- 容器はすべてビニール袋(透明、ジッパー付き、最大容量1リットル)に入れてお持ちください。1人につきビニール袋は1つまでです。
- ビニール袋は保安検査場で別にご提示ください。
- EU圏外の国際空港または航空機の機内で購入した液体の免税品は、EU内の空港を経由する乗り継ぎ便では、改ざん防止用の認定バッグに入れて輸送する必要があります。購入証明書はバッグ内にあり、そのバッグは小売業者によって密封されたものである必要があります。
- 医薬品や特別な食品(離乳食など)は、ビニール袋に入れずに持ち込むことができ、保安検査場で提示する必要があります。
これらの要件を満たさない物品やバッグは機内にお持ち込みいただけません。
保安検査場では機内持ち込み手荷物から液体を入れた容器を取り出し、別々に提示してください。例外的なケースでは、手荷物検査の過程で液体の容器が開封され、外装から取り出されることがあります。
これらの規定は法的な要件です。EU指令の現地での解釈は、現地の公的機関の責任です。この点においてルフトハンザは影響力を持ちません。
出発空港で適用される規制については、出発前に各空港のウェブサイトでもご確認ください。
複数の航空会社を利用する予約の場合は、各フライトを運航する航空会社の機内持ち込み手荷物規定が適用されます。
例:
ウィーンからヨハネスブルグまでのフライトをミュンヘン経由で予約したとします。
- ウィーンからミュンヘンまではOS1152の便名(OS = オーストリア航空)で、ルフトハンザによる運航です。
- ミュンヘンからヨハネスブルグまではLH9542の便名(LH = ルフトハンザ)で、南アフリカ航空が運航します。
この例では、ウィーンからミュンヘンまでの1区間目のフライトの機内持ち込み手荷物規定は、ルフトハンザの機内持ち込み手荷物規定に従い、ミュンヘンからヨハネスブルグまでの2区間目のフライトでは南アフリカ航空の機内持ち込み手荷物規定に従うことになります。
ご出発前に、該当する航空会社のウェブサイトで機内持ち込み手荷物規定を確認し、機内持ち込み手荷物に関する規則が最も厳しい航空会社の規定に従ってください。
こちらの動画で、最も効率よくスペースを省いて機内持ち込み手荷物をバッグに収納する方法をご紹介します。
機内持ち込み手荷物を正しく収納するためのポイント
- キャスター付きスーツケースなどの大きめの機内持ち込み手荷物の場合は、座席の上にある手荷物収納棚を使用してください。
- ラップトップ用バッグ、ショッピングバッグ、ハンドバッグなどの身の回り品は前の座席の下に収納してください。
- ジャケットやコート類は前のシートのフックをご利用ください。
- 非常口列の頭上の収納棚はその下の座席にお座りのお客様用となっていますのでご注意ください。