Lufthansa Private Jetの特別運送約款

第1条 定義

本契約において文言または文脈上別の解釈が必要とならない限り、以下の表現はそれぞれ以下に割り当てられた意味を持ちます。

LPJとは、Deutsche Lufthansa AGの商品であるLufthansa Private Jetを指します。

主なお客様とはLufthansa Private Jetの航空券の発行を受けたお客様であり、航空券は金銭的価値を有します。このお客様が契約者となります。

旅行の同伴者とは、Lufthansa Private Jetフライトにおける主なお客様の同伴者を指します。

運航パートナーとは、ルフトハンザの代わりに、そのガイドラインに従ってLufthansa Private Jetフライトを運航する会社を指します。

機材のカテゴリー:Lufthansa Private Jetは様々なカテゴリーの航空機を提供します。このカテゴリーの中に、様々な製造会社による様々な航空機種があり、様々なレイアウトでご利用いただけます。Lufthansa Private Jetは直前に機種を変更する権利を留保します。

LPJの料金:LPJは、数種類の料金を提供します。製品とサービスはそれぞれの料金により異なる場合があります。

LPJ 割引料金とは、補足的運送約款が適用され、利用に制限がある、異なる製品、サービスに対する割引料金を意味します(往路および復路のフライト両方が24時間以内に行われなければならない割引料金のRT24など)。詳細は、それぞれの料金の個別条件でご覧になれます。

フライト予約フォームとは、航空機の予約確認を指します。確認書に記載されたすべての情報は、最新の運航可能性と当局による最終的な公式許可の交付の如何によって変わる場合があります。

第2条 適用性

第2.1条 Deutsche Lufthansa AGの一般運送約款が適用されます。加えて、Deutsche Lufthansa AGの一般運送約款を補完するLPJの特別運送約款がLPJの全フライトに適用されます。紛争が生じた場合には、LPJの特別運送約款がDeutsche Lufthansa AGの一般運送約款に優先します。

第2.2条 本運送約款に記載された規定がLPJの料金や適用法に矛盾する場合は、かかる料金または適用法が優先します。本運送約款のある規定が適用法において無効である場合も、その他の規定は効力を維持します。

第3条 航空券

第3.1条 LPJは、予約クラスF(ファーストクラス)の電子チケットを発行します。すべてのLPJ航空券において、提供される全料金で予約クラスFが使用されます。予約および航空券に記載された予約クラスによって、お客様が定期便の商品、サービスまたはフライトを利用する権利を得るわけではありません。LPJの予約クラスFにおける特定の運送約款は、適用されたLPJの各料金によるものとなります。

第3.2条 航空券に関する変更(目的地または飛行回数の変更を含む)は、直接Deutsche Lufthansa AGを通じてのみ可能です。

第3.3条 お客様控えは、フライトのご利用が完了後、電子書類として契約者へ送信されます。

第4条 料金、税金、手数料、燃油追加料金

第4.1条 LPJ サービスデスクがお客様からの請求に応じて提供する料金情報は、拘束力を持ちません。料金情報をもって、ご希望のフライトの予約または運航の保証と見なすことはできません。フライトの予約書と共に送信されたサービスおよび価格の案内が適用されます。

第4.2条 各料金に含まれたサービス以外の追加サービス(個別ケータリング、LPJ機内における衛星電話の使用、リムジンサービス、利用対象時間以外の空港の使用など)については、別途料金が算出されます。一部のサービスは、フライトが完了し、主要な請求書が関連のサービス提供者によって発行されてから計算される場合があります。上述の様な特別サービスを注文された場合、お客様は、Lufthansa Private Jetがお客様から別途許可を受けずに、ご指定のクレジットカードから引き落としを行うことを許可したことになります。

第4.3条 税金、手数料、燃油追加料金およびその他料金は航空券情報とは別に表示されます。

第4.4条 特定の目的地に関しては、収容処理能力に限界のある大規模国際空港(高密度手数料)や夜間飛行または特別な保安規定などの例外的な条件に基づき追加手数料、燃油追加料金、税金およびその他料金が適用されます。これらの料金は、お客様が最終的に支払う合計金額の一部となります。このため、実際の合計金額は広告の料金と異なる場合があります。

第5条 予約

第5.1条 LPJのフライトは、単独もしくはルフトハンザまたはスイス インターナショナル エアラインズが自社運航するフライトと組み合わせて予約することが可能ですが、コードシェア便または他の航空会社が運航するフライトとの組み合わせでは予約できません。個別のフライトの予約は可能です。

第5.2条 LPJのフライトの予約によって、選ばれた機材カテゴリーについての航空機1機の予約および利用が可能になります。ただし、1つの機材カテゴリーでの特定の航空機機種を利用する権利はありません。Lufthansa Private Jetは直前に機種を変更する権利を留保します。契約者、つまり主なお客様のみが予約することができます。

第5.3条 LPJの予約は、特別運送約款に基づき、空き状況により、フライトの360日前から10時間前まで可能です。この特別運送約款は適用されるDeutsche Lufthansa AGの一般運送約款を補完するものとして適用されますが、Deutsche Lufthansa AGの一般運送約款とは異なる部分があります。LPJのPrivate Jet 2による出発便はご利用になれます。一部の料金、国および目的地には異なる運送約款が適用されます。

第5.4条 LPJのフライトは、フライトの計画が完了した際に、旅行の詳細をご連絡をもって確定されます。ただし、実際のフライトは正式な許可または発着枠などによって異なる場合があります。場合により、LPJのフライトの出発最大12時間前に最終的な確定をご連絡することがあります。

第5.5条 契約者(主なお客様)のみが、予約の変更、取り消しまたはフライトの変更を行えます。

第5.6条 契約者(主なお客様)のみが、(機内での空席状況に応じて)旅行者を追加する、またはLPJフライトの出発12時間前までに当該追加旅行者を取り消すことができます。この期限が過ぎると、フライトに予約されていないお客様は運送を拒否される場合があります。

第5.7条 LPJフライトの出発72時間を切ってから行われた予約の場合、旅行の詳細の送信後24時間以内にご指定のクレジットカードから引き落としが行われます。クレジット会社が契約による金額の決済を拒否した場合は、当該フライトは取り消され、該当する場合、発生した費用がお客様に請求されます。

第5.8条 24時間以内に6区間までのフライトをご利用になれます。

第6条 チェックインと搭乗

全LPJフライトのチェックイン締め切り時間は、出発時刻の30分前です。

第7条 運送の拒否と制限

第7.1条 一人旅のお子様(6歳から13歳まで)の運送は、客室乗務員が同乗しない機材のカテゴリーにおいては、成人の同伴者が一緒に予約されている場合のみ可能です。また、LPJのフライトでは一人旅のお子様に対する追加料金は発生しません。

第7.2条 ここでは特に運送拒否の制限および運送拒否につながる場合があるDeutsche Lufthansa AGの一般運送約款第7条に記載されている点の有効性および適用性について再度指摘します。

第8条 「手荷物」とは

第8.1条 JPJ機材の貨物コンパートメントの容量には限りがあるため、機材および出発地または目的地により、受託手荷物に関するさまざまな制限および規定が適用されます。これに関しては、LPJのサービスデスクがお客様に個別にご案内します。

第8.2条
加えて、ファーストクラスの手荷物規定は予約時に現行の規定が適用されます。割引料金の場合は、異なる条件が適用されます。

第8.3条 ゴルフ用品またはその他のスポーツ用品の輸送は、単独のLPJフライトの場合(LPJフライトが、ルフトハンザまたはスイス インターナショナル エアラインズの乗り継ぎ便と組み合わせて予約されていない場合)、無料受託手荷物許容量を超過していなければ無料のままとなります。機内の貨物コンパートメントの保管スペースには限りがあるため、一部のタイプのスポーツ用品または他の手荷物は輸送できない場合があります。そのような手荷物は追加料金を支払うことで、航空貨物運送業者によって個別に輸送することが可能です。このサービスはLufthansa Private Jetフライトの予定出発時刻の48時間以上前に予約する必要があります。契約者は正確なサイズおよび重量を申し出ることに対し責任を負います。

第8.4条 車椅子の輸送は、LPJのフライトの予定出発時刻の24時間以上前に正確なサイズおよび重量とともに申告する必要があります。貨物コンパートメントの容量には限りがあるため、別の輸送手段が必要な場合があります(陸路による輸送)。Deutsche Lufthansa AGは、この場合、輸送費用を負担します。

第8.5条 LPJの貨物コンパートメントは圧力均一化システムが装備されていないため、受託手荷物(機内持ち込み手荷物以外の手荷物すべて)には、何らかのかたちで加圧されるような品物(化粧品、ヘアスプレーなど)が含まれていてはいけません。ルフトハンザは、お客様がこの規定に違反することで生じる損害に対し責任を負いません。

第8.6条 ルフトハンザまたはスイス インターナショナル エアラインズの定期便で輸送された超過手荷物は、LPJが乗り継ぎ便の場合、別途輸送する必要があり、その際には追加料金が生じます。ルフトハンザまたはスイス インターナショナル エアラインズの定期便に対して支払われた料金によって、手荷物がJPJのフライトの目的地まで輸送される保証はありません。手荷物に関して当該目的地までスルーチェックインの手続きをしていても同様です。

第8.7条 ペットの輸送はDeutsche Lufthansa AGの一般運送約款に従います。動物はLPJの航空機の客室で輸送可能です。しかしながら、ペットの輸送は、単独のLPJフライトの場合(LPJフライトが、ルフトハンザまたはスイス インターナショナル エアラインズの定期便を乗り継ぎ便として組み合わせて予約されていない場合)は無料となります。ペットの輸送は、LPJのフライトの出発の12時間以上前に申告する必要があります。

第8.8条 乗り継ぎ便の貨物コンパートメントでの動物の輸送は、LPJのフライトの出発時刻の24時間以上前に申告する必要があります。

第8.9条 ペットの乗り継ぎ便での輸送は各路線に適用される一般運送約款に従います。

第9条 フライトスケジュール、遅延、欠航

第9.1条 LPJの全フライトは、契約者が利用できる個人向けフライトです。

第9.2条 Deutsche Lufthansa AGは、乗り継ぎ便が遅延したLPGのフライトを待つという保証はしません。お客様がLPJのフライトと組み合わせて乗り継ぎ便の予約を行い、予約確定済みだった乗り継ぎ便に搭乗できなかった場合、お客様にはLPJに目的地までの輸送を求める権利はありません。

第9.3条 予期しない、もしくは予測しない公的な規制または運航上の制限が生じた場合、Deutsche Lufthansa AGは直前にフライトのスケジュールを変更する権利を留保します。そのような場合、LPJは利用可能な最も近い空港から離着陸する権利を留保します。Deutsche Lufthansa AGは、契約者または主なお客様にできる限り早くすべての変更に関し連絡し、チェックインのオプションを調整し、当初の出発地または目的地まで、もしくは当初の出発地または目的地からの陸路による移動を用意します。

第10条 払い戻しと予約の変更

第10.1条 旅程に記載されたLPJのフライト予定出発時刻の48時間前までであれば、変更またはキャンセルは無料です。予定されたLPJのフライトの出発時刻の48時間~36時間前のキャンセルでは、フライト料金の75%が払い戻されます。予定されたLPJのフライトの出発時刻の36時間~24時間前のキャンセルでは、フライト料金の50%が払い戻されます。予定されたLPJのフライトの出発時刻の24時間~12時間前のキャンセルでは、フライト料金の25%が払い戻されます。予定されたLPJのフライトの出発時刻の12時間前以内のキャンセルに対しては払い戻しされません。割引料金のフライトには異なる条件が適用されます。

第10.2条 キャンセルの場合、未使用の税金および手数料はすべて払い戻されます。

第10.3条 契約者には、LPJが損害を被っていないこと、または当該金額での損害を被っていないという証明を提供する権利があります。

第10.4条 Private Jetのフライトを運航するパートナーから直接入手または購入した追加サービスの払い戻しは、運航パートナーの払い戻し条件に従います。Deutsche Lufthansa AGはお客様が当該運航パートナーから直接購入したサービスの払い戻しに関しては責任を負いません。

第11条 機内での行動とお客様の責任

第11.1条 主なお客様またはその同伴者が遅れたために、予定された出発時刻が2時間を超えて遅延した場合は、フライトの運航に対する権利が消滅します。この場合に発生した費用は主なお客様が負担する必要があります。損害賠償の金額は、お客様が損害賠償額がこれより低い金額であると証明できない限り、フライトの費用に基づいて算出されます。

第11.2条 規定や指示を遵守しなかった結果生じた損害は、お客様に請求されます。

第12条 その他のサービス

LPJはLPJの予約の際に追加サービスを提供します。Deutsche Lufthansa AGが直接提供しないサービスはその旨表示されます。LPJは、これらのサービスの実施および品質に関する責任は負いません。

第13条 各種手続き

第13.1条 主なお客様および各同伴者は、LPJの客室乗務員に対し有効な身分証明書またはパスポートを提示する義務があります。

第13.2条 旅行に必要な渡航書類およびビザを用意することはお客様の責任となります。これらが行われなかった場合の結果に関し、Deutsche Lufthansa AGは責任を負いません。罰金が生じた場合、お客様に支払いの義務があります。Deutsche Lufthansa AGの一般運送約款の第13条をご参照ください。

第14条 その他の条件

第14.1条 「大型機」のカテゴリーに入る航空機では、冷たいお食事のみをお出しします。ケータリングは出発地および季節により利用できない場合があります。

第14.2条
フランクフルト発着のLPJの全フライトは、近郊のエーゲルスバッハ空港から運航される場合があります。LPJのフライトがルフトハンザの長距離フライトと組み合わせて利用される場合、Deutsche Lufthansa AGは無料の送迎サービスを提供します。

第15条 LPJのリムジンサービス

第15.1条 LPJは、お客様にリムジンサービスの料金を含めた料金と含めない料金を提示します。リムジンサービスを含む料金では、「小型機」のカテゴリーで、主なお客様およびその同伴者に対し40 kmまでの移動、「中型機」のカテゴリーで60 kmまでの移動、「大型機」および「ロングレンジ」のカテゴリーで80 kmまでのリムジンによる移動をそれぞれ中断することなく提供します。このようなサービスが法的に禁じられている目的地の場合は対象外となります。

第15.2条 相応する座席スペースを予約し、同一の出発地と目的地、同一の旅程を持ち、かつLPJの料金を予約をした主なお客様およびその同伴者がリムジンでの輸送を許可されます。このサービスは、LPJのフライトの前後、およびルフトハンザ (LH) またはスイス インターナショナル エアラインズ (LX) が運航する長距離フライトの前後の送迎サービスとして有効です。これ以外または第15.1条に記述された距離に当てはまらない場合は、料金はLPJのリムジンサービス料金表に従って計算されます。一部のサービスは、フライトの完了後、サービスパートナーが主要な請求書を発行した後に計算される場合があります。

第15.3条 このサービスの予約は、LPJが書面で予約の確認を行った後に成立したとみなされます。

第15.4条 LPJのリムジンサービスは、契約パートナーによって実施されます。サービス提供会社または車のブランド、その他のお客様の希望に対応することはできません。

第15.5条 リムジンサービスを利用しなかった場合、フライトの価格が減額されることはありません。加えて、LPJはリムジンサービスが正しく実施されなかったために生じた軽度の過失に対して一切責任を負いません。

第16条 LPJのお客様のラウンジへのアクセス

第16.1条 原則として、Lufthansa Private Jetのフライトのご利用者は、現地のラウンジを利用できます。LPJ以外によるさまざまなオファーおよび、現地の規定による制約により、LPJのフライトとの関連でのラウンジへのアクセスは常に保証されるわけではありません。

第16.2条
ルフトハンザ、スイス インターナショナル エアラインズまたはスターアライアンスメンバーのラウンジへのアクセスは、LPJのハブサービスと直接の関係がある場合、つまりルフトハンザまたはスイス インターナショナル エアラインズが運航するファーストクラスにおける大陸間フライトへの乗り継ぎ、もしくはこれらからの直接の乗り継ぎがある場合は可能ですが、現地の規定や事情により制限される場合があります。ラウンジの利用が、ステータス特典および/またはファーストクラスではない定期便の予約により可能になる場合は、お客様のラウンジからLPJのフライトまでの直接の移動についてLPJは責任を負いません。主なお客様のみが、LPJのフライトに予定されたターミナルでの適時な搭乗に対する責任を負います。

第17条 Miles & More、顧客ロイヤルティプログラム

第17.1条 マイルの加算はルフトハンザの顧客ロイヤルティプログラムであるMiles & Moreによって行われます。他の顧客ロイヤルティプログラムは対象外となります。

第17.2条 加算されるマイル数および加算対象となる顧客のグループは、最新の料金およびそれに関連するオファーが基準となります。

第17.3条
 マイルの加算はご搭乗代表者様のみに限られます。